2009年

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ついに読了。とても感動したと同時にもう読めないかと思うととても寂しい気分。
#また、読み返えせばいいか。

持ち主の財布からという変わった視点。なぜ「財布」?と思ったのだが、財布にキャラクターを与え、持ち主との関係をうまく表現することで登場人物の性格などを推測できるようにさせる著者の表現力は素晴らしい。

世の中、正しい人間が正しく評価されるわけではない。唯々、己の信ずる道を進む。そんな武蔵がかっこいい。

風評、うわさなど気にしない武蔵。我が信ずる道を行く感じがかっこいい。こうありたいものだ。

なぜ、秀吉が変わってしまったのか。こういう考えもあるのだと結末には結構、納得しました。

あの「抜け穴」が後々、秀吉を苦しめる。

通常の人間にはわからん世界。今回の新装版の解説が素晴らしい。

お通さん、せっかく武蔵と逢えたのに何してんの、まったくもう。

信長の棺」を読んでから暫く経っているのだが、これを読んですぐに思い出させてくれた。中、下と楽しみ。

ソフトウェアに携わっている人は絶対に読むべき本。
rubyを開発したことはもちろん素晴らしいのですが、彼の知識の広さにいつも驚かされます。

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