佐伯チズ メソッド

肌の愛し方 育て方

私の身近な人に素肌がとても綺麗な人がいる。私より2回りも上なのに、すっぴんではかなわない。彼女曰く「洋服はお金があればいつでも買える。綺麗な素肌はお金が出来たからと言って買えるものではない。」要するに、少ないお金であれば、洋服より素肌のためにお金を使いなさいということ。それを実践した結果が彼女の素肌なのだ。ナイトクリームが重要であると彼女は私に熱く語る。佐伯チズさんは、その彼女よりも年齢は上。しかし美しい。特別なことをしているのだろうか。そんな思いからこの本を手にする。結果、目からウロコということはなかったが、私が真似てみたのはダブル洗顔を止めたこと。1週間に1回は何もしない(顔を洗いっぱなしで化粧水をつけない)日を作るということ。確かに次の日の化粧水の吸収度が違う。そして美容液をつけること。ナイトクリーム、美容液=肌をいたわることが重要なのですね。

マリモ

酒漬けOL物語

1週間前、この本が新聞の「読書ページ」に載りました。私が本を購入したのは3日前。久しぶりに一気に読めた本です。期待以上におもしろかったです。新聞を読んだ時点では、ほとんど毎日二日酔いのOLが転職して酒を止めてまっとうに生きていく話かと思っていました。読んでいくうちに、酒を止めるとか止めないとかはどうでもよくて、主人公マリモを支える高校時代の恩師の言葉や後輩の坂上君の言葉に自分自身が慰められていました。最近ふと考えます、自分の存在意義について。考えてるといつの間にか寝ているから、悩みというほどではないのかもしれませんが、この本は私より一回り年下の坂上君が人生について語ってくれて「よし、頑張って生きていこう」って思わせてくれました。

対岸の彼女

角田光代さんの直木賞受賞作

35歳独身の女社長と同い歳で子供のいる専業主婦の話。『女の人って、立場の違いが女同士を決裂させる』と本の帯に書いてある。確かにそうかもしれないが、作者が言いたいのは、そんなことではないと思う。私自身、同じ歳だが、彼女らのどちらの立場でもない。彼女らと同じなのは、他人と付き合うことにかなりストレスを感じて、避けてしまう面があること。読み進めていくうち、わかる、わかる、と納得しながら読んだ。作者自身とも歳が近く、高校時代の時代ネタ話にも共感した。勝手に想像するが、おそらく作者自身も似たような性格なのではないだろうか。私は思ったことが上手く文章に書けないが、作者はものの見事に書いていると思った。ラスト近くで「人は、なぜ年齢を重ねるのか。出会うためだ。出会うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ。」という文が好きだ。

椅子がこわい

夏樹静子さんの腰痛放浪記

私は人生の半分近く、腰痛持ちで暮らしています。運動不足や重いものを持たずとも、忙しい時や落ち込んだ時に痛くなることがあります。ストレスも原因の一つです。ただ自分の場合は骨盤のズレが大きな原因であることはわかっています。夏樹さんの場合は、ある日突然、椅子に座っていられなくなり、3年間ありとあらゆる治療・運動を試みるも眠れないほどの痛さに悩まされ、結局、それは心身症が原因だったという話です。自分も今年こそは腰痛を克服すべく、頑張りたいです。でも焦りは体に良くないですね。ストレスになります。

欠陥住宅物語

男に依存せず、男を切らさず、男と同居せず

タイトルだけだと真面目そうですが、サブタイトルの「・・・男を切らさず・・・」のとおり、次々と様々な男とつきあい、ちょっとHな本を書き収入を得、東京に一戸建てを買うも、欠陥住宅で裁判中というノンフィクションです。独身女性が家を買うことが珍しくなくなった時代ですが、風呂なしアパートに長く住んでいた彼女が都心の一戸建てを買ってしまいます。いろんなタイプの男性がいるもんだと考えさせられた一冊でした。

場所

瀬戸内寂聴さんが自分に関連した土地をふりかえった私小説

配給票がなければ生きていけぬ時代に全てを売り払い、夫と子供を捨て、夫の教え子と駆け落ちする凄さに驚きました。何十年も前のことであるのに、昨日のことのように自分と相手の心を表現されていることにも驚きです。

無伴奏

主人公は高校時代の小池真理子さん本人

仙台での女子高時代をモデルにした本です。もちろん一部架空の人物もいますが。木造の仙台駅、丸光デパート、無伴奏、嵯峨露府も今は存在しません。木造から建て替えられた仙台駅ですら古びた感じがし、一度は行ってみたかった嵯峨露府も残念なことになくなってしまいました。小池さんは本当に主人公のように不良だったのでしょうか?だとすれば、ますます好きになります。北山の輪王寺も本に書かれています。今度訪れてみたいと思います。

わたしのためにできること

唯川 恵さんのエッセイ

どうしようもなく落ち込んだ時やこのままでいいのか迷った時、海原純子さんと唯川恵さんの本を読んでリセットしています。この本は出張に行く新幹線の中で一気に読み、一気に元気をもらった本です。実は新幹線での移動はまとまった時間が取れる絶好の機会だと思います。本を読んだり、考え事をしたり。時々、真剣になりすぎて涙が出そうになるのは困ったものですが。「落ち込んだ時には自分のあるべき姿をきちんと気持ちの中にインプットして。」という言葉が強く印象に残りました。

夢はかなう

Qちゃんの真実の姿

無名だったQちゃんが小出監督との出会いからシドニーオリンピック、そして現在の姿を書いた本です。ソフトボールの宇津木さんもそうでしたが、初めは期待されることがなかったにもかかわらず、本人のやる気、努力によって頂点まで昇りつめていく姿には読んでいて元気が出てきます。アテネで走ることは出来なかったものの、次の夢に向かって走っている姿は爽快です。あなたには「夢」はありますか?
「夢」は必ずかないます・・・
ちなみに、Qちゃんはバッグと靴が大好きなのだそうです。ちなみに私もバッグも靴も走ることも好きです。小さい頃、学校の先生になろうと思っていたことも同じ。私達すごく似てます!?

努力は裏切らない

ソフトボールの監督 宇津木妙子さんの本

テレビで試合を見ていた時、監督の左手薬指に指輪があるのを見ました。独身だとばかり思っていたので意外でした。他のスポーツでは既婚者も結構いますが、ソフトボールの選手で結婚している人はいないですよね。それはさておき、監督が実業団に入った頃は、おまけの選手(補欠)だったとのこと。人より毎朝1時間早く起きて自主トレをして、選手になり、キャプテンになり、監督にまでなりました。とにかく自分に厳しい人のようです。グラブとバットは毎日磨いて枕元に置いて寝るほど大切にしたようです。何かを極めるということが少し理解できたような気がします。アテネオリンピックは残念でした。宇津木麗華さんの今後が気になります。