小池 真理子さんの本
男性の既婚ピアニストと独身女性がつきあいをやめる為に、山間の雪の宿に籠もった4日間のお話です。女性は有名な画家の裸体モデルという仕事をしています。男性は視力を失った妻との間に子どもが一人いますが、独身女性とつきあっている間に二人目の子どもが出来、それを知った独身女性は嫉妬します。独身女性と画家には肉体関係はありませんが、ピアニストとの関係を知った画家が自殺未遂をおこします。別れを決意した二人は過去に一緒に訪れたことのあるテレビもない、携帯電話も通じないひっそりとした宿で別れるまでの4日間を過ごします。別れるしかない二人ですが、しんしんと雪が降り積もる宿での二人のやりとり、情景がとても綺麗に書かれています。
