女の40代はこんなにも悲しい
優しい夫がいて、かわいい子どもがいて、そこそこ幸せ。唯一の不満は、世間の男が作者を女と見ない、対象外の女と見ていること。古典エッセイストの作者が平安時代を生きた女たちを例に「女」について考えていく。一番印象に残ったのは「性も愛も経済も、すべて夫一人に頼るのは、無理な時代になっているのだ。高度成長期なら、夫一人の稼ぎに頼り、ということは妻も、男は夫一人で満足し、「対象外の女」になったところで、「そんなもんか」と受け入れなければならなかったかもしれないが、今は違う。少なくとも私は違う。」という箇所でした。
