奥田ワールド全開。最後の「妻と玄米御飯」は作者自身だったりして。
勲はなぜそこまで思い詰めてしまうのか。なんだか残念でならなかった。
三国志よりもっと以前のお話。
自分に「分身」がいたら会いたいと思うだろうか?
あなたの「楽園」はありますか?
人は無意識のうちに「楽園」を求めているのだろうか。
自分にはそんなものないような気がする。
でも結局、等は「模倣犯」関係者の誰とあったのだろう?
模倣犯の前畑滋子、再登場。
萩谷等はサイコメトラーだったのか。下巻が楽しみ。
背中を蹴りたいという微妙な心理。うまいこと表現されている。
北方三国志別巻。どのようにして「キャラ」を作っていったのか、作者の声が聞ける。
17歳の時にあんなすばらしい文章書けるなんてうらやましい限り。
すばらしいと思った文章が解説にも載っていたのだが、凡人(というか国語が苦手な人間)でも同じくすばらしいと思わせるというのは、やはり天才なんだと思う。
おとり捜査官、最終章。
私的にはなんだか、いまいち理屈に合わないところがあるし、官能的な表現も気に障るしで、ちょっと残念。
やっぱ、(1)が面白かったな。